新卒・学生のための就職・就活情報が満載!自己分析&適職判定であなたにピッタリの30社がわかる!

◎業界研究

ソフトウェア・情報

ソフトウェア・情報

業務の効率化や情報収集を目的として、あらゆる業界でパソコンやインターネット、基幹業務システム(勘定系システム、販売・在庫管理システムなど)が利用されるようになった現代では、情報処理業界は経済活動に欠くことのできない業界となっています。

情報処理業界が取り扱う領域は、インフラと呼ばれる社会の根幹を支える大規模システムから、一般消費者が日常的に個人レベルで使うアプリケーションソフトまで幅広い範囲に及んでおり、受注案件の性質に合わせて、情報システムの企画・構築・運用を一貫して行う「SI(システムインテグレーター)」や、インターネット上で情報やサービスを提供し、それに関わるシステムを開発する「インターネット・Eコマース」、業務システムからゲームソフトまで様々な分野のソフト開発を手がける「ソフトハウス」などがシステム開発に関わっています。

この業界には、大手SIが「元請け」として企業や官庁から仕事を請負い、2次・3次の「下請け」先であるソフトハウスなどに仕事を外注するというピラミッド構造があります。

個人向け、業務用共に海外企業の勢力が強いのもこの業界の特徴で、パソコン用OS(基本ソフト)、データベース管理ソフト、セキュリティソフト、画像加工ソフトなど、多くのソフトウェアは海外製のものが業界標準となっています。

情報システムが一般化するのに伴い、情報処理に関する専門的な知識だけでなく、企業のIT面での課題を見極め、解決策を提示できるコンサル能力を持つ人材の育成が求められるようになってきています。