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◎業界研究

マスコミ・通信

マスコミ・通信

マスコミとはマスコミュニケーションの略称で、新聞、雑誌、ラジオ、テレビなどのマスメディアを用いて、不特定多数の大衆(マス)に情報を伝達する産業のことを言います。

近年では、インターネットや携帯電話など(通信業)の台頭により、既存のマスコミでも、いかにインターネットなどのニューメディアを活用して魅力的なサービスを提供できるのかが課題になってきています。

インターネットの成長ぶりは、広告面においても顕著に現れています。マスコミ4媒体(新聞、雑誌、ラジオ、テレビ)の広告費が軒並み下降線をたどっているのに対し、インターネット広告費は年々増大傾向を見せており、近年では新聞広告費を追い抜き、テレビに次ぐ第2位の広告媒体になっています。

インターネットの普及による新聞の需要低下や、若年層の活字・テレビ離れ、震災の影響による広告出稿の減少などの影響により、既存のマスコミの収益は悪化しています。民間の放送局では、新たな収益源として、映画制作やイベント運営、通信販売、不動産販売などの副業を行い、活路を見いだそうとする傾向が強くなっています。

通信業界では、3強と呼ばれるNTT、KDDI、ソフトバンクの3つの電気通信事業者が固定通信と携帯電話の両市場で激しい顧客争奪戦を繰り広げています。

IT技術の進歩は早く、新たな高速通信規格やスマートフォンなどの既存の枠組みを崩す新技術が次々と登場してくるため、通信事業者は常に変化への対応に迫られており、事業者間での価格競争も激化しています。