大学生が取れる資格・就職に強い資格
大学生が就職活動をする上で、資格を持っていることはアピールポイントの一つになるでしょう。資格を取得するためには、ダブルスクールで学んだり、独自で勉強をするなどの努力が必要です。企業が採用を考える際には、資格を持っているという強みよりも、資格を得るためにした努力の過程などを評価してくれる場合もあります。 また、資格があるから「内定」が取れるというわけではありません。最終的に、「内定」は学生本人の実力次第です。資格は一つの武器にすぎないことを覚えておきましょう。
外資系の企業や、貿易・商社などの企業に勤める場合は、語学力が重要になってきます。英語だけでなく、中国語やフランス語、ドイツ語など得意な語学を持っているだけで、就職活動の強みになります。また、一般の企業でも通常の学力レベルの指標として用いられる場合もあります。
簿記というのは会社の経営状態を数字として計算・記録する技能のことをいいます。これから経理事務や会計などの職業につきたい学生は、この資格があると非常に有利になります。
ファイナンシャルプランナーは大学生でも取れる資格です。顧客である個人から、収支・負債・家族構成・資産状況などのソース提供を受け、それを基に住居・教育・老後など将来のライフプランニングに即した資金計画やアドバイスを行う職業です。金融系の企業に就職したい場合は、勉強をはじめてみるのもよいでしょう。
パソコンの資格にはレベルに応じて様々なものがあります。
オフィス事務系を目指す場合は、マイクロソフト認定資格(MOT)と呼ばれる資格がもっとも身近です。ワード・エクセルの基礎から学ぶので、企業での即戦力として評価される資格です。
ITパスポート試験(国家資格)という国家資格があります。 ITパスポート試験は、簡単に言えば、働く人だれしもに必要となるIT知識を測る資格です。
プログラマー・SEを目指す学生にとって、必要なのは、基本情報技術者資格です。高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な能力を身につけた者』を対象としています。
宅地建物取引主任者の略で、毎年約20万人が受験する人気の国家資格。不動産の分野で働くには、ぜひ取得しておきたいの資格です。
旅行業法に定められている旅行業者及び旅行業者代理業者の営業所において顧客と旅行取引を行う責任者のことです。旅行業界に就職したい人には、有利な資格です。
就職を控えている学生の中には、国家公務員を目指している方も多いのではないでしょうか。
公務員の魅力の一つは、社会全体のために自分の能力を活かせるとともに、日本全体を考えるという意味から、スケールの大きい仕事に取り組めることと言えるでしょう。
特別職:大臣、副大臣、裁判官、裁判所職員、国会職員、防衛省職員等
一般職:非現業職員、検察官、国営企業(林野)、特定独立行政法人職員等
平成23年度までは、国家資格I種、II種、III種と分かれていましたが、平成24年度からは国家公務員資格の取得方法が変更になりますので、詳しくは公式HPなどを確認しましょう。