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営業とは坂本龍馬である

はじめに

私は新卒で独立系のソフトウェア開発会社に所属しました。

仕事の内容は、情報システムのオーダーメイド(受託開発)です。実際に開発プロジェクトに加わってみると、とても驚いたことがありました。

IT関係のプログラマというと、机の前でずーっとキーボードを打っているイメージがあります。というか私はそう思っていました。

しかし、部長ともなると、実際に情報システムを納品する企業などと打ち合わせ・折衝・ときには謝罪をしなくてはいけません。そのため、非常に機動力を求められます。

大阪-東京間を週2往復以上くらいの感じで、お客さんのところに行ったりなんだりしていました。

私はいまでも覚えているのですが、将来部長のような機動力を発揮してお客さんと話をまとめ、プロジェクトをまとめることなどできるのだろうか、ととても不安に思ったものです。

※ じつは機動力を否応なしに発揮しなければならない事態に巻き込まれていくのですが、それはまた別の機会に。

相前後して

特に坂本龍馬が好きとかそういうわけでもなく、司馬遼太郎の小説『竜馬がゆく』を読みました。

そして、その中で 京都‐江戸 を5往復したというエピソードを読んで、驚愕した覚えがあります。なんとも新幹線のない時代に5往復とは。

そこで部長の行動と坂本竜馬がつながったのです。

当時、ヴァーチャルとかユビキタスとかいう言葉がはやっていましたが、結局情報システムを使うのは人間なので、オーダーメイドの話をつめるには現地に行かなければいけません。

結局のところ

ソフトウェア開発会社では、営業の専門職がいなかったので、部長=営業とはすぐに結び付かなかったのですが、お客さんのところに詰めるようになってわかりました。ちょうどNHKで福山雅治さんの竜馬伝をやっていたころでしょうか。

あのときの部長は営業だったんだ。ということは坂本龍馬がやったことも営業じゃないか、と。

ことの軽重はあるかもしれませんが、情報(や商品)をもってあちこちに飛んで、話をまとめるというのは、営業そのものではないでしょうか。

坂本龍馬を好きと公言する人は多いですが、営業とは坂本龍馬である、と喝破した人はいるでしょうか。

この考えにいたったとき、前回のコラムで書いた、7割が営業職、という話とつながるのですが、ああ、営業って龍馬なんだなと思うようになりました。

そう考えると少し誇り高くなりませんかね。

ピープルウェア システム開発のチーム作りについて、ソフトウェア開発コンサルタントが書いた本。 全ての仕事に通じる方法論が載っています。