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企業が新卒に求めること - 熱力学を例に

熱力学とは

説明する余白がないので、単純に言うと、同量の10℃の水と、80℃のお湯を混ぜるとどうなるか、という話です。

45℃になって、そのあとは室温が24℃だとすると、どんどん冷めていって、24℃の水になります。

熱って放っておくと周囲と同じになりますよね、ということです。再度温度を上げるには、エネルギーが必要です。

たいていのことは熱力学で説明できるのですが、日本ではあまり流行らないです。英語圏のコンサルタントの本では、文系のものでもアナロジーとしてよく見かけるので、物事を説明するのにはとても良い方法だと思っています。

感情も熱である

厳密な科学として感情を扱うと難しいですが、ざっくりと感情を熱で解釈すると、とてもわかりやすいです。

感情の起伏が激しいとき、たとえば恋愛などでしょうが、とても熱を持っていると解釈できます。しかし時間経過とともに、感情の起伏がなくなって、しまいには無関心になるという経験はたいていの人にあるのではないでしょうか。

両者の間の熱は時間とともに必ず冷めていきます(何もしなければ)。

「再度熱するにはエネルギーが必要」という条件を書きましたが、なにかプレゼントを買って贈るという場合を考えてみましょう。

プレゼントを買うためにお金を稼ぐには、労働をしなければいけません。たとえば肉体労働では体を動かさなければいけませんが、体を動かすにはエネルギーが必要です。文字通り、カロリーの高い(熱量の高い)ものを食べて労働に備えます。

頭脳労働でも、頭を使うと甘いもの(カロリーの高いもの)を食べたくなるなどと言いますが、考えることもエネルギーを使います。

そうしてエネルギーを使って調達した「お金」でプレゼントを買って、贈った相手が喜んでくれた場合、両者の間の熱は一時的に上昇します(永遠というわけにはいきませんが)。

結論

新卒で厳しい競争をくぐりぬけた人は、ある程度高いやる気(熱)を持っているとします。

一方で企業に所属して年数が経過すると、熱が冷めていき、器(企業)と同じ温度になります。これは仕方のないことで避けられません。たぶん、学校でも新入1年生を想像すれば理解しやすいのではないでしょうか。

※ この場合、また温度をあげるには、自分で自分に火をつけるなど、エネルギーの調達が必要なのですが、また別の機会に。

冷めてしまった水にお湯を注げば、一時的に温度が上がるように、新社会人にはそのような役割も少なからずあるかなぁと。

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